2 にわとり
「ともこー!」
「あっ。みきちゃん。」
「毎日おっきぐなるよね。どごさいだの?」
「みきちゃん、んとよ。」
「うん。どこ?」
「んとよ。にわとりよ、おじいさん、煮だんだは〜。」
「・・・あ?」
「んとよ、おじいさんよ、なべで、煮だのは〜。」
「・・・。」
「なべでー。」
「・・・くたのは?」
「んん、あたしも、あしんどご、くたっきゃー。んまいっけよ。」
「・・・。」
「なにしたの?」
「・・・にわとり、コケコーまで、なくようになったのに、
毎日、おっきくなんの、楽しみに してたのに、
毎日、会いに きたのにーっ!」
と言って、みきちゃんは泣きながら、家へ帰ってしまった。
「みきちゃん・・・。
んだって、んだって、おじいさん、煮だんだっけもあ・・・。」
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